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−銀河系外の世界−

すばる望遠鏡・ハッブル宇宙望遠鏡などで撮影された銀河の美しい画像をみると、宇宙の神秘性に感動してしまいます。ここでは銀河一般について、理解を深めてみたいと思います。


銀河の分布
銀河
恒星が約数百億〜1兆個ほど集まった天体が、銀河です。銀河には以下の様な形状があります。

渦巻銀河 棒状渦巻銀河 楕円銀河 レンズ状銀河 不規則銀河

銀河の写真 link to 水戸市移動天文車 ミレニアムスター
link to すばる望遠鏡


銀河のほとんどは集団を形成しており、その規模から以下のように分類されます。
連銀河 2〜数個の銀河の集団。
銀河群 10〜数十個の銀河から成る、直径約数百万光年の集団。
局部銀河群 銀河系・アンドロメダ等約30個程の銀河から成る、 直径600万光年の広がりを持つ集団。
銀河団 数百〜数千から成る銀河の大集団。


クェーサー
クェーサー(準星)
強い電波を放射する青く非常に小さい星を、クェーサーといいます。

特徴

 ● スペクトルは極端な 赤方偏移 を示します。
 ●しかも、通常の銀河の約1000倍のエネルギーを放射します。
はじめに
第1章 太陽と太陽系
第2章 恒星の性質と進化
第3章 銀河系と宇宙
銀河系の発見
銀河系の構造
銀河系外の世界
膨張する宇宙
宇宙科学の最先端
用語
質問



■渦巻銀河
中心から直接渦を巻いている銀河。

■棒状渦巻銀河
中心部から棒状の腕が出て その先から渦を巻いている銀河。

■楕円銀河
楕円状の銀河。

■レンズ状銀河
楕円銀河に似ているが 中心の楕円状部分が 円盤状になっている銀河。

■不規則銀河
形が不規則で一定していない銀河。

■クェーサー
「Quasi Stellar Object(恒星の様な天体)」 の略称。
現段階においては諸説はあるもの、 詳しいところに関しては不明なところが多いのです。

■赤方偏移
スペクトルの吸収線が波長の長い赤のほうへずれる現象。

詳しい用語説明は、 用語説明ページ をごらんください。