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学習指導要領
文部科学大臣がその暫定的権限に基いて作成する小学校、中学校、高等学校などの教育課程の大網的基準。全国のどこにいても一定の教育水準の教育が受けられるようにするため、学校がカリキュラムを編成する基準として、定められています。

天球
地球を中心にして星を投影する、無限に大きな球。地球から見える全ての天体が、その上を運行するとみなすことが出来る仮想の球面として導入されました。

会合周期
惑星Aの会合周期とは、地球,太陽,惑星Aの位置関係がもう一度同じになるまでの時間をいいます。言い換えると、衝から衝、合から合等の特定の位置関係へと再びなるまでの時間です。

公転周期
惑星や衛星などが、中心となる特定の天体のまわりを1回転する期間を示します。例えば地球では1年であり、惑星・衛星ごとに違う周期を持ちます。

小惑星
火星起動と木星軌道の間に多く存在し、惑星と同様に太陽の周りを公転している天体。

彗星
ほとんどガス体からなる、太陽系の小天体。太陽に接近すると揮発性成分が蒸発し、尾を形成します。彗星の中には、周期的に太陽に接近するものがあります。

コロナ
太陽大気の最外層で、皆既日食の時、太陽のまわりに真珠色の淡い冠状の光として見えるものです。

彩層
太陽の光球のすぐ外側でコロナとの間の部分。

光球
肉眼や写真で観察される太陽表面。より正確には、太陽や恒星の表面近くの層で光を発する部分をいいます。

黒点
太陽光球面に出現・消滅する黒い斑点。

紅炎
プロミネンスともいいます。彩層の濃いガスが、採層よりもずっと希薄なコロナの中へ伸び、磁石の力(磁力線)で支えられて持ち上げられたものです。

太陽風
太陽のコロナから、太陽の重力を振り切って吹き出す電子とイオンの”風”。バンアレン帯の形成やオーロラ現象に関与。

フレア
黒点付近の彩層の一部が1万K位まで温度上昇し、突然明るくなる現象。強いX線、紫外線、電波、電子、陽子などの荷電粒子が発生。

磁気嵐
地球磁場の不規則変化のうち、ほぼ全地球にわたって同時に起こる大規模なもの。太陽からの荷電粒子流がその原因。

デリンジャー現象
太陽面の爆発によって無線通信が途絶する現象。

核融合
水素・ヘリウムなどの軽い原子核が、核反応によって融合し、比較的大きいエネルギーを放出する現象。

等級
星の明るさを示すものです。100倍の明るさの違いを5等級の違いとして、対数で表現しています。

ヒッパルコスによる等級
現在用いられている等級のもとになったものは、ギリシアのヒッパルコスが定めたものです。最も明るく見える星は1等星、肉眼でかろうじて見える星は6等星です。

見かけの等級
星を実際に見ての、見た感じの明るさを示す等級をいいます。実視等級ということもあります。

三角視差
三角視差とは、対象と観測地点2点とを結んでできる角度のことです。

角度
角度の1度=角度の60分、角度の1分=角度の60秒

距離
恒星との距離 d , 年周視差 p のとき
 d = 1 / p 〔パーセク〕 = 3.26 / p 〔光年〕

太陽の絶対等級
太陽の絶対等級は4.9等級で、他の恒星と比べてもとくに明るい恒星ではなく、ごく標準的な恒星であるといえます。

北極星
こぐま座の星。距離は400光年。天球の北極の近くに輝き、北の方角の目印になります。

プロシオン
こいぬ座の淡黄色の星。距離は11光年。晩冬の夕刻、南天に銀河を隔ててシリウスと相対します。

スペクトル
太陽の光をプリズムにあてると,きれいな光の帯ができます。この光の帯のことをスペクトルといいます。

スペクトル型
恒星をそのスペクトルの見え方によって分類したものです。

HR図
ヘルツシュプルング・ラッセル図(HR図)とは、縦軸に絶対等級、横軸にスペクトル型(表面温度)をとった恒星の分布図のことです。

主系列星
HR図上で、左上から図の右下に延びる線である主系列に位置する星をいいます。

巨星
直径が太陽の数十倍から100倍もある大きい恒星。

白色矮星
質量は太陽程度もあるのに、直径は地球と同程度かやや大きいくらいに縮小した、非常に高密度の天体。

視直径
望遠鏡などで直接観測した星の直径。

主星
連星の中で、明るい方の星。

伴星
連星の中で、暗い方の星。

原始星
暗黒星雲の一部が自己の重力で収縮しはじめた誕生初期の恒星。原始星を見ることはできません。周囲にはガスが円盤状に取り巻き、上下にはガスをジェット噴射しています。

恒星の一生
恒星は永久に輝き続けるわけではなく、誕生も終末もあります。恒星の進化は人間の日常の時間尺度に比べて非常にゆっくりと起こっています。

中性子星
ほとんど中性子だけからなる超高密度の星。半径は10km程度、質量は太陽の1〜2倍にもなります。

ブラックホール
超高密度・大質量で、強大な重力のために物質も光も脱出できない天体。太陽質量の10倍程度以上の星が、進化の終末に自らの重力によってつぶれて崩壊したものです。

散開星団
散開星団は直径数光年程度の範囲で数十から数百の星数で構成されている星団であるが、その形は不定で境界もはっきりしていないことが多いです。 銀河面に多く存在するので、かつては銀河星団とも呼ばれていました。
ex :
・おうし座のプレヤデス ⇒こちらへ(県立ぐんま天文台)
・かに座のプレセペ  ⇒こちらへ(水戸市総合教育研究所)

球状星団
年齢の古い星が球状に密集した星団で、中心にいくほど星は集中しています。星の数も数十万個程度と考えられており、散開星団と比べるとけた違いに多いのです。そのため、散開星団とはまったく別のものです。
ex :
・M13  ⇒こちらへ(水戸市総合教育研究所)

銀河系
銀河系は、私たち人類の住む地球・太陽系を含む銀河。局部銀河群に属します。

銀河系の発見
「天の川」がたくさんの星の集まりであることを最初に確認したのは、ガリレオです。この天の川が、銀河系を横から見た姿だと気づいたのが、ハーシェルです。

銀河系の構造
銀河系は中心部が凸レンズのように膨らんだ楕円形をしており、その直径はおよそ10万光年で、厚みは3000光年ほどです。銀河系は、今までは渦巻銀河であると見なされてきたが、最近では中心部に棒構造があるという説が有力になってきています。

アソシエーション
共通の起源を持っている若い星の一団のことをいう。星群落とも呼ばれています。

いて座
トレミーの48星座、黄道12星座の1つです。

銀河系全体の水素分子の分布
詳しくはここ(国立科学博物館)

天の川
夜空を横切るように存在する雲状の光の帯でその実体は膨大な数の恒星の集団です。

渦巻銀河
中心から直接渦を巻いている銀河。

棒状渦巻銀河
中心部から棒状の腕が出てその先から渦を巻いている銀河。

楕円銀河
楕円状の銀河。

レンズ状銀河
楕円銀河に似ているが中心の楕円状部分が円盤状になっている銀河。

不規則銀河
形が不規則で一定していない銀河。

クェーサー
「Quasi Stellar Object(恒星の様な天体)」の略称。準恒星状天体とも呼ばれています。現段階においては諸説があり、詳しいことに関しては不明なところが多いのですが、きわめて遠方にあって膨大なエネルギーを放出する、活動の激しい銀河と信じられています。

赤方偏移
スペクトルの吸収線が波長の長い赤のほうへずれる現象。

ドップラー効果
波(光波)の発生源(光源)と観測者との相対的な速度によって、波の周波数が異なって観測される現象のことです。

火の玉宇宙
宇宙がビッグバンを起こす前の超高温・超高密度の状態。この状態から爆発的に膨張することで今の宇宙に至った(いわゆるビッグバン)、と信じられています。

数値シミュレーション
様々な現象を数式を使って表現し、それを数値的に解析すること。

はじめに
第1章 太陽と太陽系
第2章 恒星の性質と進化
第3章 銀河系と宇宙
宇宙科学の最先端
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