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ここではルミノールの化学発光を見てみましょう。
ルミノールの化学発光の機構としては下図が考えられています。
 

 

(1) ルミノールの化学発光として、まずルミノールと次亜塩素酸ナトリウム溶液の反応を映像で見てみましょう。

実験で使うルミノールです。固体です。
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亜塩素酸ナトリウム溶液です。
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次亜塩素酸ナトリウム溶液にルミノール溶液を加えてみましょう。ルミノールの化学発光を見ることができます。
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(2) 過酸化水素溶液とルミノールを混ぜても発光は見られませんが、それにヘモグロビンを加えると ルミノールの化学発光を見ることができます。

実験で使う結晶のヘモグロビンです。
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ヘモグロビンと過酸化水素の混ざった溶液にルミノール溶液を加えてみましょう。ルミノールの化学発光を見ることができます。この場合は、次亜塩素酸溶液によるルミノール発光に比べるとずっと弱い発光です。
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(3)
擬似血痕としてヘモグロビン溶液を布に染み込ませ、これにルミノールと過酸化水素の混ざった溶液をたらしてみましょう。溶液のときと同様に、ルミノールの化学発光を見ることができます。
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歴史
原理
実験1
実験2
実験3
応用
用語
質問


■次亜鉛素酸ナトリウム
次亜塩素酸ナトリウムは NaClO です。

■過酸化水素
過酸化水素の分子式は H2O2 です。室温で無色の液体です。

■ヘモグロビン
ヘモグロビンは血色素ともよばれます。ほとんどの脊椎動物の赤血球にあって、血液中で酸素を運ぶ働きをするタンパク質です。



詳しい用語説明は、 用語説明ページを ごらんください。



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