次に、レーザー光が屈折率の小さい媒質1から屈折率の大きい媒質2へ入射する場合を考えてみましょう。
この場合も、粒子が媒質1から媒質2へ入ると進行方向が変化します。したがって、そのために、逆に大きさ F の力を媒質2が受けると考えることができます。
では、もう少し詳しく説明をしてみましょう。 レーザー光(フォトン)の進行方向が変わるためにフォトンの運動量はP1からP2へと変化します。したがって、その運動量変化は右図に示したようにΔPとなります。反射の場合と同様に光の屈折によって媒質2に放射圧が働きます。 |