DNA |
DNA はデオキシリボ核酸の略称です。アデニン、グアニン、シトシン、チミンなどの塩基とデオキシリボースがグリコシド結合したものをヌクレオシドといいます。このヌクレオシドのリン酸エステルであるヌクレオチドが鎖のように長くつながってできた高分子を DNA といいます。 |
Xe |
キセノンの元素記号が Xe で、原子番号は 54 です。キセノンは希ガスの1種で、安定なため、酸素や窒素のように2つの原子で分子とならずに、1原子で分子となります。空気中に極微量含まれています。写真のフラッシュランプはキセノンランプです。 |
He |
ヘリウムの元素記号は He で、空気中におよそ0.0005%含まれています。 ヘリウムが初めて見つかったのは太陽の大気中です。 ヘリウムは酸素や窒素のように2個の原子で分子を作らず、1個の原子のままで存在します。つまり、1個の原子が安定な分子(単原子分子)として存在します。 水が気体(水蒸気)から液体に変化する温度は100℃ですが、ヘリウムが気体から液体になる温度は 1 気圧では−269℃(4.2 K(絶対温度の4.2度))という極低温です。そのため、ヘリウムは室温から非常に低い温度まで気体として存在します。 |
Ne |
ネオンの元素記号は Ne で、空気中におよそ18 ppm 含まれています。 ネオンは酸素や窒素のように2個の原子で分子を作らず、1個の原子のままで存在します。つまり、1個の原子が安定な分子(単原子分子)として存在します。 |
Ar |
アルゴンの元素記号は Ar で原子番号は18、空気中におよそ0.93%含まれています。 アルゴンは酸素や窒素のように2個の原子で分子を作らず、1個の原子のままで分子として存在します。 |
YLF |
YLF はLiYF4 結晶を意味します。YLF レーザーでは、通常 Nd(ネオジム)を混ぜた Nd:YLF 結晶を使います。 |
Ti |
チタンの元素記号は Ti で、原子番号は22です。金属チタンは耐食性にすぐれ硬く、軽く、強いという性質があります。TiO2は顔料、乳白剤などとして使われます。 |
サファイア |
サファイアの主成分はAl2O3で、そのうち青色のものをいいます。赤色の結晶をルビーといいます。 |
ニュートン |
アイザック・ニュートンは1642年にイギリスで生まれました。1661年にケンブリッジ大学に入学し1665年に卒業しました。ニュートンは光が多くのスペクトルに分解されること、万有引力を見出したこと、微積分法の発見などで非常に有名です。光に関しては、白色光はそれぞれ一定の屈折率をもつ単色光が集まったものと考えました。また、光が粒子であるという立場をとりましたが、一方でニュートンリングを見出し光の周期性を認めてもいました。 |
マクスウェル |
ジェームス・クラーク・マクスウェルは1831年生まれのイギリスの物理学者です。エディンバラ大学とケンブリッジ大学で学びました。マクスウェルは電磁場の基礎方程式を導き出したことで有名です。この式から電磁波の存在が推論され、その伝搬速度が光の速度であること、またそれが横波であることを示しました。電磁気に関する研究のほかにも、気体分子の速度分布則を理論的に導いたことでもよく知られています。 |
mW(ミリ ワット) |
mW は 10-3W のことです。W (ワット)は仕事率の単位です。1秒間に1J (ジュール)の仕事をすることを表わしています。W の記号は蒸気機関で有名なジェームス・ワットにちなんでいます。 |
J(ジュール) |
J は 「ジュール」といい、エネルギー(仕事)の単位です。1 N の力が物体に働いてそれを 1 m 動かすときの仕事が 1 J です。 つまり、1 J = 1 Nm = 1 kgm2/s2 = 107 erg です。単位名「ジュール」は1818年生まれのイギリスの物理学者ジェームス・P・ジュールにちなんでつけられました。 |
N(ニュートン) |
N は「ニュートン」とよびます。ニュートンにちなんだ力の単位です。質量 1kg の物体に 1m/s2 の加速度を生じさせる力が 1 N です。 |
ミオシン |
ミオシン筋肉の構成成分であるタンパク質です。分子量はおよそ500000です。球状の頭部2つと棒状の部分とからできています。ミオシンの頭部がアクチンをたぐりよせられることにより、筋肉の収縮が起こります。 |
アクチン |
アクチンは筋肉の収縮タンパク質の1つです。球状のG-アクチンとこれがいくつも重合したF-アクチンとがあります。アクチンは筋肉だけではなく、一般の細胞に広く分布していて、細胞運動に関係しています。 |
ポリスチレン |
スチレンの重合体をいいます。無色透明の熱可塑性の樹脂です。 |
屈折率 |
屈折率は真空中の光速度
c と媒質中の光速度 v との比 c/v で表わされます。光が屈折率 n1 の媒質1から屈折率 n2
の媒質2との境界面に入射して屈折するとき、入射角 θi と屈折角 θr との間にはスネルの法則 sin
θi/sin θr = n2/n1 が成り立ちます。
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