水のすがたとゆくえ
(ふっとう編)






みなさんはお湯をわかしたことはありますか?


やかんに水を入れて火にかけてしばらくすると、
シューシューと音がして、やかんの口から湯気(ゆげ)が出てきますね。



この時、やかんの中の水は、ふっとうしているといいます。


さて、ふっとうしている水にはいったいどんな変化がおきているのでしょうか。





これから実験してたしかめてみましょう。






フレーム @ 温める前は・・。←クリックしてね!
フレーム A 沸騰!←クリックしてね!
フレーム B ガラス管を通って水が・・・! 
       ↑クリックしてね!













まとめ







今回は、93.5℃でふっとうしました。

水は100℃でふっとうすると覚えてよいですが、
いろいろな条件(気圧や水の中にふくまれる不純物など)で、
ふっとうする温度は変わります。





この実験でビーカーの中の水が、ガラス管の中を通って
フラスコの方に移動したことが分かりました。






水は温められて、ほぼ100℃になると、ふっとうして水じょう気という気体になります。

この水じょう気は目には見えません。


水は、温められて水じょう気になると、軽くなって上にあがります。

そして、火の近くからはなれると、また冷えて元の水の状態(じょうたい)に戻ります。

それがビーカーやガラス管の内側に水滴がつく理由なのです。









!それでは、ここで問題です!


湯気(ゆげ)は水じょう気でしょうか?








答えは







水じょう気ではありません。」



水じょう気は目に見えません。

白く見える湯気は、じつは、小さな小さな水のつぶの集まりなのです。

空気中で冷やされて、気体である水じょう気

液体であるに変化したということです。








では第二問!


それでは、水は100℃近くにならないと水じょう気にならないのでしょうか?








答えは








「100℃にならなくても水じょう気になる」です。




これは、6年生で勉強しますが、

水は、海や川や他にもいろいろな所から水じょう気になって蒸発(じょうはつ)します。

そして軽くなって上にあがり、雲になります。

その雲から雨となって地上に落ちてきます。

そうやって、水は、空と陸や海の間をぐるぐるまわっているのです。


なぜ100℃にならなくても水じょう気になるのかは、

もう少しあとになってから勉強します。

その時までお楽しみに!








と、いうことで、今回の実験から、

「水はふっとうすると水じょう気になり、
軽くなって上にあがり、冷えるとまた水になる」


ということがわかりました。





次は、0℃以下になったら水はどう変化するのかを調べてみたいと思います。

お楽しみに!




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